みなさん、こんにちは!採用広報担当の松本です。
今回は、5月24日から26日の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2017 横浜」をご紹介します。本展示会は、世界から最新技術・製品が集う自動車技術者のための日本最大の技術展です。SOLIZEグループは、出展社として参加しました。
今回は、26回目で過去最大規模となる562社が出展。各社のブース出展のほかに、講演、ワークショップ、特別企画展示、試乗会までありました。
会場は、人を避けながらでないと歩けないくらいほど盛況で、来場者数は3日間で約9万人を記録したそうです。出展ブースの中ではやはり、自動運転、ADAS(先進運転支援システム)の展示が賑わっていました。
では早速ですが、SOLIZEグループの出展ブースの紹介です。
製品開発のグローバルエンジニアリングパートナー
SOLIZEは、3つのエンジニアリングサービスをご紹介しました。
- MBDエンジニアリングサービス
電子制御システム開発で利用されるMBD(Model-Based Development:モデルベース開発)において、開発支援サービスを提供しています。
- グローバルエンジニアリングサービス
自動車業界を中心に開発支援サービスを展開するSOLIZEと、昨年SOLIZEグループの一員となった、高いCAE技術力を有するインドCSM Software社が連携し、グローバルな製品開発(日本・北米・欧州・アジア)を支援しています。
- プロトタイプエンジニアリングサービス(SOLIZE Products株式会社)
保有する8台の金属3Dプリンターと32台の樹脂3Dプリンターを活用し、様々な工法・材料による幅広い提案を行い、お客様の用途に合わせた最適なモデルを製作します。
また、米国3Dシステムズ社製の造形機の販売・保守サービスを提供しており、販売代理店として、3年連続最高評価を獲得しています。
SOLIZEグループは本展示会に出展するにあたり、業界内への認知向上を図るべく、雑誌および新聞に広告を掲載しました。雑誌に掲載したMBD 関連の記事体広告は、自動車技術者のための情報サイト「AEG」にも掲載されています。
会場のパシフィコ横浜2Fのコンコースでは、自動車技術会創立70周年の特別企画展示が行われていました。
社会が変わる、技術が変わる、くるまが変わる
1950年代以降の実車や部品技術の展示を通じ、くるまを取り巻く環境、技術の進化の変遷が紹介されていました。
1960年代
より多くの人にくるまを普及することを目指す
1970年代
大気汚染による環境問題が叫ばれ、排気ガス・燃費対策のされたくるまの登場
1980年代
くるまの生産台数が世界一となる。魅力ある、高性能なくるまが誕生
1990年代
交通事故死亡者が1万人に上り、第2次交通戦争と呼ばれる。高い安全技術が求められる
2000年代
地球温暖化問題に向けて、先進環境対応のモデルの投入
そして今まさに、電動化、自動運転、知能化の最新技術が開発されています。
このように、くるまは社会と協調し、進化してきました。数多くの課題にぶつかり、そのたびに技術をもって解決してきました。その背景には、大勢のエンジニアがいます。SOLIZE Engineeringのエンジニアもその一員です。
SOLIZEグループは今年1月に開催されたオートモーティブ ワールド(クルマの先端技術展 1100社が出展)に出展。6月には、人とくるまのテクノロジー展 2017 名古屋(世界から最新技術・製品が集う自動車技術者のための日本最大の技術展 320社が出展)に出展します。世界中から自動車技術者が来場する、商談・技術相談の場に積極的に参加しています。